鳶は高所作業のエキスパート
- 2024/01/19
建設業界で「鳶（とび）」というと、高所での作業を専門とする職人のことをいいますが、細かく分けると鳶の中にも職種があって、高所で作業を行うことに変わりはないものの、それぞれ行う作業が異なります。
その職種とは、大きく分けると足場鳶、鉄骨鳶、重量鳶に分類することができます。
それぞれ簡単にみていくと、足場鳶は一般に、住宅やアパートマンションなどの建設現場や改修工事の現場において、多くの職人が高所で作業を行うことができるように足場を設置、撤収する作業を行います。
鉄骨鳶は一般に、鉄骨を組み上げることによって建物の骨組みを作りあげる作業を行います。マンションやビルなどの大型の建物を建設する際に、大きな鉄骨をクレーンを使って吊り上げることで高所へ運び、現場で組み上げていく作業になります。
重量鳶は一般に、足場を組んだり鉄骨を組み上げる鳶とは異なり、重量物を運んだり大型の機械を据え付けたり、橋桁を設置する作業を行う鳶のことをいいます。
住宅やアパート、マンションの工事では、足場の設置は欠かせません。足場鳶は高所作業のエキスパートです。
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